ストーリー

大庭俊介(おおばしゅんすけ)| オオバ

オオバのキャリア

大庭俊介(以下:オオバ)は1982年 広島県出身。UI開発を専門にしたゲームエンジニアです。

中学高校とソフトテニス部に所属し高校3年の最後の大会で中国地方大会に出場しました。その後デザインへの道へ進むため地元の美大受験予備校に通い、1年浪人して金沢美術工芸大学デザイン学部視覚デザイン専攻に入学。

卒業後、数年間グラフィックデザイナーとしての経験を積んだ後、プログラミングへの興味からエンジニアの道へと進みました。

最初はWebへ。2009年当時Flashを使ったインタラクティブなWebサイトが盛り上がっていた時代。オオバもインタラクティブなプロダクトに携わりたいという思いから、Flashエンジニア兼Webデザイナーという形で小さなWeb制作会社に就職。

広告業界で1年半技術を磨きました。当時は働き方改革などなかったため、めちゃくちゃ働きました。特にインタラクションにこだわる会社だったため、何度も何度もリテイクを繰り返し、1つのサイトを作り上げました。その結果、UI/UXを実装する実力が上がり、自信に繋がりました。

とにかく作って評価してもらって壊して、また作る。といったクラッシュアンドビルドの重要性を学び、体に染み込ませた20代でした。

その後、株式会社サイバーエージェントに転職し、Flash製ブラウザアプリ「アメーバピグ」の開発をします。
そこで学んだのは「多人数開発と運用の手法」「多人数で新規開発する方法」です。


今まで少人数で短命の広告サイトを作っていたわけですが、アメーバピグは既に3年運用され、また多くのエンジニアが同時に開発するプロダクトです。

DIを使った疎結合の手法や、コードのクオリティを保つデザインパターンが採用。多人数のエンジニア同時に開発でき、それぞれがワークする設計方法を現場から学びました。また、アメーバピグ関連の新規プロダクトの開発にもアサインされ、そこで多人数で新規開発する方法も習得しました。

その後スマホゲーム開発への興味からゲーム事業部へ異動。FlashからUnityへ使用技術が変わりました。Flashでの経験を活かし、ゲームで非常に重要なインタラクションの実装を担当し、触ってて気持ちの良いプロダクトを生み出していきます。

また長年UIをFlashで開発してきた経験はそのままUnityでも生かされました。ありがたいことに貴重な初期設計に何度もアサインして頂き、エンジニアとしての技術力がメキメキと上がっていきました。

結果として数多くのUnity製スマホゲームを立ち上げからリリース、運用まで手掛けてきた10年間でした。

その間、テックリード、エンジニアリーダー、エンジニアマネージャーといったロールを任され、技術の専門家から組織づくりまで経験させてもらい、一時期は90名ほどのエンジニアのマネージャーを担当。

その後、退職し独立。現在はフリーランスのエンジニアとしてゲームやアプリ開発、そして会社の経営を」しています。

オオバの開発思想

オオバの開発思想は単純で、新規参画者がすぐにワークする状態を重要視します。

チーム開発で重要なのはチームメンバーが皆同じレベルではないということです。得手不得手もありますし、そもそもスキルがそこまで高くない場合もあります。

それでも経営的にプロダクトを世に出さなければならない状況は発生します。
そこで大事なことは、開発者の自己満足で新しい技術を採用しないということです。もちろん新しい技術を取り入れることはとても大事なことなのですが、安易に取り入れるということはしません。

なぜなら、メジャーではない技術を使いこなすためには学習コストが発生するからです。

オオバ自身は新しい技術が好きですし、プロダクトに取り入れたい気持ちはありますが、実際の現場で取り入れることには慎重です。導入したとしても影響範囲が限定的で後で置き換えが可能な場所に限ることが多いです。

技術の採用基準は基本的に枯れて安定したものをベースに考えます。

つまり、確実にゲームを形にして売上に貢献するというのがオオバの開発思想です。決してエンジニア的な気分や好みで技術を選定しないようにしています。

元デザイナーキャリアを生かした仕事の仕方

デザイナー出身のエンジニアという異色のキャリアを武器に、デザインとエンジニアリングの融合によって、ユーザー体験を重視した開発を得意としています。

特にデザイナーとエンジニア間の橋渡しが重要だという思想を持っています。

両者がうまく噛み合えわないプロダクトは必ず悪い方向へ向かうことを知っています。元デザイナーの経験を活かし、お互いの気持ちを理解したコミュニケーション、技術への落とし所を提案し、良い形でプロダクトフィニッシュまで持っていくことが得意です。

オオバはまた、ゲーム開発の現場で直面するデザイナーとエンジニアの間のコミュニケーションギャップを解消することにも力を入れています。デザイナー出身だからこそわかるデザイナーの気持ちやこだわりを汲み取り、プロジェクトを良い形へ収束させていくことができるのです。

このように仕事はコミュニケーションでほぼほぼ決まります。伝え方1つでチームの生産性は大きく変わってしまいます。

オオバは今まで培ってきた多数のエンジニアリーダーやマネージャー経験により開発メンバーとのコミュニケーションは最も得意としているため、職種間のコミュニケーションでお困りのプロジェクトがありましたらお声がけください。

オオバが提供するサービス一覧
https://ohbashunsuke.com/service/

お問い合わせはこちら
https://ohbashunsuke.com/contact/

技術の発信

Xやブログ「渋谷ほととぎす通信」では、Unity初心者やデザイナー向けに、ゲーム開発の技術的なTips、UI開発のテクニックなどを発信しています。Xはフォロワー9000人弱。ブログは月間PV6万。

ゲーム開発コミュニティ内で高く評価されており、多くのフォロワーに支持されています。いくつか書籍を発行、執筆の仕事もしてました。長年ブログを執筆してきているため、文章を書くことは得意です。

また取引先の現場でオオバ自身よりブログが先に知られていることが多く、業界に貢献できていて嬉しさを感じます。

今後について

デザイナーからキャリアが始まり、Web、ゲームのエンジニアを通して、リーダーやマネージャーを経験してきました。現在は、起業し経営をしつつフリーランスのエンジニアとして社会貢献しています。

今後も引き続き、自分の興味と得意を活かしてものづくりのお手伝いをしていきます。さまざまな現場を経験してきていますので、何かしらお力になれるのではないかなと思います。

また、オオバが提供できそうなことはこちらにまとめていますので、興味ある方は確認してみてください。
https://ohbashunsuke.com/service/


興味ある方はこちらからお問い合わせください。
https://ohbashunsuke.com/contact/

以上、オオバのプロフィールでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。